職場の人間関係で悩む人に実践して欲しい3つのこと

職場の人間関係で悩む人に実践して欲しい3つのこと

大学を卒業して念願の会社に就職内定。やる気満々で働き始めて数年。仕事は楽しい!でも同僚など職場での人間関係がうまくいかない。そんな人は多いのではないでしょうか?

「改善してなんとか良い関係性に変えたい」。もしくは「もう関わりたくない」。人によって人間関係の悩みの程度は大きく違うと思います。

結論をいうと、「思考」と「言語化」、この2つをうまく使うことで職場での人間関係も改善へ向かいます。

ぜひ実践してみてください。

人間関係の悩みを「言語化」してみよう

「今日もまた問題の同僚と揉めてしまった。しんどいな・・。」
そのループを毎日繰り返していませんか?

自分はなぜ悩んでいるのか?

頭の中で悶々と悩んでいるだけでは、なかなか解決できません。
なぜ?と自問して、そしてそれを紙に書きだしてみましょう。

例えば、このように。
「なぜ?」
〇なぜ自分は悩んでいるのか?→同僚が自分の仕事に協力してくれない
〇それはその人が協力してくれないと進めていけないのか?
〇その人じゃなくても可能なら上司にパートナーの変更を打診してみる

相手はなぜそのような行動を取るのか?

自分の意見や行動にも理由があるように、相手にだって言い分があります。
それを理解しようとしてみませんか?自分のことを理解しようとしてくれる相手には心を開いてくれるものです。相手の気持ちや意見に耳を傾けて「理解しよう」と試みてみましょう。

それは解決できる問題なのか?

世の中の悩みには「解決できる問題」と「解決できない問題」があります。
解決できない問題を悩んでいても意味がありません。スパッと気持ちを切り替えましょう。
もしその悩みが解決できる問題ならば、前述したように、悩みを言語化し書き出すことで解決策や方法をクリアにできます。〈言語化力(三浦崇宏/著)より引用〉

自分が変わることで人間関係は改善する

人を変えることはできません。
できることは相手の思考を変えて、相手自身が自ら変わろうとするきっかけを作ることです。
しかしそれはかなりの技術が必要だし、インフルエンサー的な力がないと難しいでしょう。
1番簡単なのは、「自分が変わること」。自分の思考を変えることです。

期待しない

「相手がいつか分かってくれるかも」きっといつか・・・。
そんなことを感情のルーティンを幾度となく繰り返していませんか?
この項の冒頭でも伝えたように、相手を変えることはかなり難易度が高いです。
「いつか変わってくれるかも」そんな風に期待してもあなた自身が疲れるだけ。

自分が変わる

「相手が変わるのではなく、自分が変わる」
これはすぐに実践可能なことです。とはいえ、自分自身の思考も今の自分に至るまでの経験や得た知識で固まってしまっています。
それをひも解いて、柔軟な思考に切り替えていきましょう。
おすすめの方法は2つ。
上記の「言語化力」を使って自分の思考を言語化すること。
もう1つは、その問題の同僚とも良い関係性を築いている人を参考にすることです。
「この人は職場の人間関係を上手に築いているな」
そういう人の言動をよく観察してコピーして、実践してみてください。

ネガティブな言葉を使わない

「でも」「だって」
そんな言葉が癖になっていませんか?
その言葉は自分の意見を言っているようで相手を否定する言葉でもあるのです。
誰だって自分の意見や考え、話したことを否定されるのは嫌ですよね?
もしかしたらそのあなたの「でも」「だって」に反応して、相手が拒絶的な言動をしてしまっているのかもしれません。
自分が発する言葉を意識してみましょう。

H4仕事ができる人間になる

もしコミュニケーションが苦手でそれによって職場の人間関係や同僚とギクシャクしているなら、そこに努力するより仕事に集中してみましょう。
よほど人間性に問題がない限り、仕事をきちんとこなし結果を残す人に上司や会社は評価をしてくれるはずです。

相手に対しての先入観を捨てる

「この人なんとなく苦手」
初対面のときにそんな先入観を抱きませんでしたか?もしそんな気持ちを抱いたまま、接していれば、相手は気づきます。
苦手と感じるのは仕方ありませんが、その感情をそっと横に置いてフラットな気持ちで接してみてください。きっと相手の言動も変わってきます。

長所を見つける

どんな人でも長所はあります。言い方を変えれば、短所だって長所です。
〇時間に厳しい人→約束を守る人
〇仕事が遅い→仕事が丁寧

それでも駄目なら転職も検討しよう

自分にできることを全てやってみても状況は変わらないし、出勤の日は鬱々とする。
そんな時は転職を検討するのもひとつの方法です。
もちろん人間関係の問題はどこに行ってもあるものです。しかし、職場という場所は1日の3分の1を過ごす場所です。その3分の1を悩んで過ごすのはもったいないと思いませんか?
突発的に辞めてしまうのは問題ですが、あなたなりの努力を最大限に実行したうえでの判断であればきっとマイナスにはならないでしょう。

まとめ

尽きない問題「同僚との不調和」「職場の人間関係」。
その問題を解決する方法は3つ。

  1. 悩んでいることを言語化する
  2. 自分が変わる
  3. 転職を検討する

ただ悶々と悩むのではなく、「悩みを解決する」「どうやったら解決できるのか」と思考力をもって考えてみてください。

転職だって悪いことではありません。今働いている会社が好きで離れたくない!というのであれば別ですが、日本には385万もの企業があります。※平成28年時点(参考資料:経済センサス活動調査)
あなたが快適に働ける環境は他にあるかもしれません。

しかし、これを読んでくださっているということは改善して良好な人間関係にしたいと思ってここまでたどり着いてくれたのでしょう。
今回のことを実践して今の職場での人間関係、同僚との関係性が改善することを願います。
「思考」と「言語化」です。頑張ってみてくださいね。