老後を快適に過ごすために気をつけたい3つのリスク。「健康リスク」「経済リスク」「人間関係リスク」

人生100年時代と言われて久しい昨今。
あなたは自分の老後をどのように過ごしたいですか?老後を快適なものにするためには、知っておかなければいけない必要なポイントがあります。
そこで今日は、老後を快適に過ごしたいあなたへ。
気をつけたい『3つのリスク』の紹介とポイント、また3つのリスクを回避するための具体的な行動や考え方についてまとめてみたいと思います。

老後を快適に過ごすために気をつけたい『3つのリスク』とは?
まずは、老後を快適に過ごすために気をつけたい『3つのリスク』をご紹介します。
健康リスク
1つ目のリスクは、健康です。
「健康リスク」は「老化リスク」とも言えます。
誰もが老います。
老いは避けられないリスクです。
しかし、老化の「スピードを遅らせること」は可能と言われています。
経済リスク
2つ目のリスクは、経済です。
「経済リスク」は「老後資金の枯渇リスク」とも言えます。
「老後2,000万円問題」が話題になりました。
老後2,000万円問題の内容が事実であるならば、経済リスクは、今のうちから考えておかなければいけないリスクと言えます。
人間関係リスク
3つ目のリスクは、人間関係です。
老後の「人間関係リスク」は「社会的つながりの減少リスク」とも言えます。
定年まで、仕事しかしてこなかった人は、定年後に新しい人間関係をつくることがむずかしく孤独になりがちです。
(https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=2532参照)
老後を快適に過ごすために備えるべき『3つのリスク』を回避するためのポイント
老後の健康リスクを回避するためのポイント|生きがい
まずは健康。
健康リスクを回避する、つまり老化を遅らせるポイントとしては「生きがい」を見つけることが大事だと言われています。
生きがいは、心の充実度です。
なので、健康には無関係と思われがちですが、生きがいを見つけることで認知症の発症率低下にもつながる可能性があるという報告もあります。
健康リスクを回避するには、生きがいを見つけるのが良さそうです。
(https://special.nissay-mirai.jp/jinsei100y/hints/k86ws参照)
経済リスクを回避するためのポイント|老後資金は減らさない
次に経済。
経済リスクを回避するには、次の2つが大事と言われています。
1つは、「老後資金を減らさない」。
そしてもう1つは、「自分の購買力を維持する」です。
つまり、なるべく老後資金を取りくずさないことが大切で、そしてむやみに増やそうとしないことです。
老後資金をできるだけ減らさないのが「経済リスク」を回避するための重要なポイントになります。
(https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/over60_lifeplan/over60_lifeplan001.html参照)
老後の人間関係リスクを回避するためのポイント|孤独との向き合い方
そして、人間関係。
人間の最大のストレスは人間関係によるものです。
また、年とともにしがらみが少ないほうが精神的にラクに生きられると感じるようになります。
つまり「老後の生き方の基本は孤独」と悟ることができたら、付き合わなくてはならない人が極端に少なくなり、結果ラクになれます。
天涯孤独はさみしいので、うすい人間関係の友だちが少しだけいれば、気疲れせずに、楽しい人生が送れると思います。
(https://smart-investlife.com/202201/book-howto-for-loneliness-in-old-age/参照)
老後を快適に過ごすために備えるべき『3つのリスク』を回避するための具体的行動や考え方
次は、「じゃあ実際に3つのリスクを回避するためにはどうすればいいの?」この疑問に応えていきたいと思います。
老後の健康リスクを回避するための具体的な行動
まずは、健康リスク。
老後の健康リスクを回避する具体的な行動は3つあります。
新しい趣味に挑戦する
1つ目は、新しい趣味に挑戦することです。
老後は外出の機会が極端に減ります。
人との交流も少なくなります。
そして、引きこもりがちになり健康も害しやすいです。
そこで、楽しんで取り組める趣味を見つけることをオススメします。
新しい趣味に挑戦してみたり、今までできなかったけどずっとやってみたかったことにチャレンジするのもイイですね。
ボランティア活動に参加する
2つ目は、ボランティア活動に参加することです。
「人に喜ばれたときに生きがいを感じる」という人は、ボランティアがオススメです。
インターネットを開けばボランティア募集はたくさんあります。
実際にボランティアをやってみて、やりがいを感じるなら続けてみてください。
シルバー人材センターに登録する
そして3つ目は、シルバー人材センターに登録することです。
「仕事で生きがいを感じる」人は、シルバー人材センター(高齢者向けの窓口)やハローワークに訪ねてみてください。
仕事が決まれば報酬ももらえ、身体も動かせるので一石二鳥です。
健康も維持できます。
(https://special.nissay-mirai.jp/jinsei100y/hints/k86ws参照)
経済リスクを回避するための具体的な考え方
次に、老後の経済リスクを回避するための具体的な考え方についてまとめてみます。
大切な考え方は次の2つです。
資産運用は慎重に
1つ目の考え方は、資産運用についてです。
退職金などまとまったお金を手にすると「このまま寝かせておくのはもったいない。
お金に働いてもらおう」と『資産運用』を考え、実際に行動してしまう人が多いです。
ただし、ろくに資産運用の知識もなく焦って投資してしまうと失敗の原因になります。
退職金は、余裕資金ではなく大切な「老後資金」という認識が大切です。
老後資金は増やすことより減らさないことが重要です。
インフレリスクを考える
2つ目の考え方は、インフレリスクについてです。
先ほど自分の購買力を維持するのがポイントと書きましたが、購買力を維持するためには、物価上昇の可能性を考える必要があります。
たとえば、老後資金として1000万円あっても、5%のインフレで50万円も使えるお金が減ってしまいます。
将来のインフレリスクも考えつつ、自分の購買力を維持することです。
購買力を維持するための具体的行動としては、資産運用が有効です。
くれぐれも、ご自身に会った資産運用を探してみてください。
(https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/over60_lifeplan/over60_lifeplan001.html参照)
人間関係リスクを回避するための具体的行動
最後に、老後の人間関係リスクを回避するための具体的行動についてまとめてみます。
孤独を悟りつつも、最低限、人とのつながりは持っておいたほうがよさそうです。
そこで、次の2つの人間関係リスク回避手段を取り入れることをオススメします。
地域のコミュニティで友人を探す
1つ目は、地域のコミュニティに入ってみることです。
定年後は地域社会での生活が中心になる人が多いので、自治会に参加したり、老人クラブに参加してみたりするのはいかがでしょうか。
あくまでも無理せずに。
地域でのボランティア活動もいいかもしれません。
今まで気付かなかった地域の役割について勉強できます。
地域社会での役割やボランティア活動を通じて、社会貢献もでき、新しい人間関係もうまれるはずです。
SNSで友人を探す
2つ目は、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を始めてみることです。
フェイスブックやLINEなどSNSでユルいつながりの友人を作るのはいかがでしょうか。
直接会うことはおっくうでも、SNS上で朝のあいさつだったり、なにげない日常を情報発信することで、友人関係につながることもあります。
(https://mylife-kyokai.jp/blog/1924/参照)
まとめ
老後を快適に過ごしたい人へ、知っておくべき『3つのリスク』の紹介とポイント、また3つのリスクを回避するための具体的行動や考え方について調べてみました。
いかがだったでしょうか。
「老後の生き方の基本は孤独」と言いつつも、老後に友だちが1人もいないのでは、あり余る膨大な時間を持て余すことになります。
そして、老後の新しい人間関係つくりは認知症予防にもなります。
老後の新しい人間関係つくりを行うためにも、健康リスクや経済リスクは避けて通れません。
しっかりとリスク回避をして、老後の人間関係つくりをしていってください。
くれぐれも、人間関係つくりで疲れませんように。
最初は広く浅く始めるのがコツです。
もしかしたら、生涯の友だちが見つかるかもしれませんね。
今日の記事が、老後を快適に過ごしたいあなたの参考になったらうれしいです。